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ゼロからの庭づくり!家庭菜園で300品種の野菜栽培に挑戦する日記です。たまに、食べたりもします!

じゃがいもの土寄せ〜タイミングと気をつける点は?

 こんにちは

 

3月上旬に植え付けたじゃがいも『インカのめざめ』『グランドペチカ』が大きくなってきたので、土寄せの作業を行います。

今回は、じゃがいも栽培における土寄せの効果とポイントについてまとめていきたいと思います。

 

 

土寄せって?

土寄せは、株の周りにある土を株に被せてやる作業のことで、じゃがいもの他、長ネギや枝豆の栽培でも行われます。

 

じゃがいも栽培では、主に2つの効果のためにこの土寄せを行います。

 

収量を多くするため

じゃがいもは、地下に埋まっている茎の部分から ストロンと呼ばれる管が伸び、そのストロンの先に一つずつ芋がなります。

ですから、地上に伸びてきた茎の上に土を被せてやることで、地下部の茎が長くなる為、芋の数が増えるんですね。

緑化を防ぐため

じゃがいもの芋部分は、日光に当たると緑色になってソラニンという毒素を作るようになります。

この緑色になることを緑化といい、地上付近の芋が土から露出して緑化すると、芋が食べられなくなるので、これを防ぐためにも土寄せを行います。

 

土寄せのタイミングは?

 じゃがいもの芽が地上に出て、上に伸び始めたら土寄せを始めます。

春先など、まだ夜間の気温が低い間には、こまめに土寄せをしてやることで、寒さから株を守ってやることも出来るようです。

 

土寄せ前

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我が家のじゃがいもの土寄せ前の様子です。

 

左:グランドペチカ、右:インカのめざめ

品種によって葉っぱの形が全く違っているのでわかりやすいですね。

それぞれ植え付けから27日目です。


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土から芽が出て、茎が地上に見えてきていますね。

土寄せ後

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畝の周りから土を持ってきて、スコップで茎の周りにかけてやります。

畝表面の黒っぽい部分が土寄せをした部分ですね。

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横から見ると、こんな感じになっています。

土は茎だけに掛かるようにして、なるべく葉には掛からないようにしています。

 

気をつけるポイントは?

土寄せをする際に気をつけるポイントとしては、

  • 茎を痛めないように土を優しくかけてやること
  • 土が葉に掛からないようにすること

の2点です。

 

理由としては、土をかけるときに茎が痛んでしまうと、痛んだ部分から病気などが入りやすくなる事。土が葉に掛かることで光合成が阻害され、成長が遅くなる事。

 

今後の管理について

5月中旬頃までじゃがいもの茎が伸びるのに合わせて随時土寄せを行っていきます。

じゃがいもの栽培において、芽かきという作業がありますが、芽の数が4~5本程度でない限りは、行わずに管理していもの数を出来るだけ増やしたいと思います。

 

まとめ

じゃがいも栽培は栽培が簡単なため、栽培中の管理作業があまりありません。ですから、数少ない管理作業である土寄せが収量を左右する要因になってきます。

 

マルチ栽培の場合は、土寄せをする必要が無く管理が楽ですが、その一方で、土寄せをしないため収量を増やすことが出来ないのがデメリットにもなるのでは無いでしょうか?

 

土寄せによって収量が増えているか判断出来るように、収穫時には株あたりのいもの個数と重さを計測して報告したいと思います!

 

 

 

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